ごあいさつ

  この度、山中茂樹会長の後任として公益財団法人 埼玉県剣道連盟会長に就任いたしました。よろしくお願い申し上げます。

 平成17年より理事、常任理事、業務執行理事、副会長として本連盟の業務に携わらせていただきましたが、今まで以上の責任の重さを痛感しています。

 数年来の新型コロナ感染症による閉塞感からようやく明るい兆しが見えてきた社会や剣道界ですが、本連盟70年の実績を踏まえながら、新たに将来へ向けて「裾野はより広く、頂きはより高く」を目標に事業を展開していくことが重要であると考えています。

 それには理事による4部会である①総務部会(財政、剣道人口減少対策、ホームページの充実)、②公1部会(講習会、審査会、県内大会等)、③公2部会(予選会、選手の育成強化全般)、④広報啓発部会(剣風発刊、広報活動)の事業方針・内容・活動の見直しや将来に向けてより発展していくために幼少年に対する剣道育成の取り組み、対外的選手の強化、審判技術・剣技の向上、高齢者の生涯剣道の推進等が課題として考えられます。そこで、課題解決のために加盟団体と連携を密にし、協力体制を万全とし、本連盟が強固になる必要があると思います。

最後に、「剣道の理念、剣道修錬の心構え、剣道指導の心構え」を指針として、幼少年から高齢者までの男女全ての剣道、居合道、杖道の愛好者が真剣に楽しく実践することで自身の生活の活力になってほしいと願っています。

今後、会員の皆様の御理解・御協力をいただき、本連盟の更なる発展に力添えをいただきますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

令和5年6月                                             会 長  栗 原 憲 一

 

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